・・・・・
目を疑った、こんなところに裸の女の子がいることを。
俺は周りを見渡した誰もいない誰たいたら大変なことになる。
歳も歳、高校一年生だ単純に思春期健全な高校生だぞ、周りに人がいたらどうなることか・・・。
「とりあえず、ここにおいておくことはいけないな倉庫の中に運ぼう・・。」
そういうことを口ずさんだがそれじゃ、今から彼女を襲うみたいな感じじゃないか、どうするか・・。
とりあえず、服を着せないといけないと思ったが服を着せるにも着せる服が無い。
「とりあえず、なんか着るものを着せないといけないな・・。」
階段を下り、家へ向かって走り出した・・。
「あれ、私こんなところでなにをしているんだろう・・・。」
あたりを見回してみた。誰もいない・・。
「誰かが近くにいるような気配がしたんだけどな・・・・。」
ここはどこだろう、誰もいない、お父様もお母様もだれもいない、ただ見慣れない石で出来た棒状のものが高くそびえて、その天辺に紐のようなものがほかの棒状のものにつながっていて、なにかその紐の近くに、何か光っているものがあった。
見たことも無いものだった。
そして、ふと思った、自分の両親はどんな人だったのかと。思い出せるそう、ではなくもともと記憶が無かったかのように・・・。
そういうことを考えているとき、後ろから「バキッ」っと踏んだ枝が折れたような音がしたので、振り向いた。
そこには一人の青年が唖然と突っ立っていた。
そして、しばらく観察してたら、顔が赤く染まったいた、なぜだろうと思った。
すると青年がなにやらいいだした・・・。
「ふ、服・・・。」
何を言っているのだろうと思った。
「服?」
自分の体を見てみるとその答えがわかった。
「ぎゃああああああああああああああああああああっ!!!!!」
あの女の子は悲鳴をあげたそりゃそうだろう、だって、見知らぬ男の前に全裸を晒したのだから・・。
そんなことを考えていると、顔面になにやら硬いものが直撃した、そう拳。
「ぐあっ!!」
後ろに突き飛ばされた、ふんばれば耐えることができるくらいなのになぜか体が浮いて、思えば、後ろは階段だ、50段くらいの階段、彼女もろとも転げ落ちた。
「いてててて・・・。」
俺はしばらく意識を失っていた、下まで転げ落ちたのだ生きていることが不思議なくらい。
「おま・・・・。」
俺は理性を失いかけていた、そう彼女が俺のうえに乗ったまま全裸で気を失っている。
俺は別の意味で失神しそうになってきた。
「なに、この状態こんなところ人に見られたら人生終わりだぞ・・。」
幸い夜だったので人は通らない、まぁ、階段の下は隣に俺の玄関が見えていて真正面は田んぼが広がっている、横に階段の目の前に車が一台通れるの道を挟んでだ。
そうしていると、彼女は目が覚めた。
「いてててて・・・・」
そんなことを言いつつ起きる。
「さっさと下りろ、これ見られたらやば・・・ゴフッ・・」
俺の腹に渾身のパンチ、入った。
「なんなのよあなたは、人の裸を見て、さらにこんなことまでして、もう・・もう・・・。」
今度は泣いてきた、自分勝手な奴だなと思いつつ服を着せないととおもった。
「これを着ろ、一体何があってそんなところで寝ていたんだよ?」
彼女は着ながら答える
「わからない・・・ここがどこなのか、なぜこんなことになているのか。」
彼女はうつむいて、泣きながら答えた。彼女は本気でわかっていなさそうだった、その顔から彼女が持っている不安と恐怖心が伺えた。
「君の名前はなんだ?」
彼女はうつむき、答えた。
「ふう・・か・・・」
どうやら彼女は「ふうか」という名前らしい、続けてこう答えた
「風に香るとかいて風香っていうの、名字は・・・出雲、昔お母様がそうおっしゃられていた、でも、私は親がいたという記憶すらない。」
「出雲・・・はぁ・・・それだけかわかっているのは?」
「うん・・。」
彼女は記憶喪失なのか?そうおもいつつ彼女をいったん部屋の中にいれてゆっくり話をしようと持ちかけ、彼女は承諾した。
とりあえず彼女を俺の部屋の前の窓で待たせて、父親にばれないよう窓から彼女を部屋に入れた。
声が聞こえた。
「誰、その女、服も一枚だけで何もきていないその子は?」
そこにいたのは少々身なりは小さいながらも、首下までの短い緑の髪に大きな緑の瞳、そして、ワラみたいなもので作られたフードつきの上着は胸のところのリボンで縛られて中には普通のブラウス姿というなんとも変わった服装で下は短いスカートをはいている。
風の精霊の「フウ」だ風の精霊だから勝手に名づけた、実は俺は精霊を使うことができる人間である。
「あ、精霊・・。」
ふと、彼女はつぶやいた・・・。
「な、なんであんたが私の姿を見ることができるのよ!!」
フウは結構動揺していた、正直俺もおどろいている、同じ精霊使いならば見えて当然なんだが、彼女は精霊を使っていない、そのときフウは言った。
「ははぁ~んそういうことか・・・。」
フウはわかったらしい、彼女の正体を。
続く
最近のコメント